やっぱり年齢差別を行う医学部は存在した
2017.12.18
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医学部受験では、前から再受験生や多浪生には不利となる受験を行う大学があると言われていました。ただし、各大学では年齢で受験生に優劣を与えるなど公言しませんから、あくまで推測に留まっていました。
それが、東京医科大学の裏口入学が明るみになって調査が実施された結果、裏口だけでなく女性や4浪以上の受験生に加点を与えない不当な入試を実施していることが発覚したのです。東京医科大学では、現役生および3浪までの男子受験生に小論文で加点を加え合格に有利になるように実施されていました。したがって、女性および年齢による差別を行っていたことになります。
また、東京医科大学に続いて昭和大学も現役生および1浪生に加点を行っていたことを公表および謝罪しています。不正入試が実施されていた大学は、他にも30校ほどあると調査により文部科学省側で把握しているようです。年齢を理由に不利な採点を行われてしまっては、医学部再受験生はそれだけで合格が遠のいてしまいます。しかも、超難関と言われる医学部入試において1点の価値は非常に高くなります。医学部再受験生が合格を実現するためには、このような年齢差別を行う大学を志望しないことです。
ただし、東京医科大学および昭和大学は公表したものの、他大学は沈黙を続けています。これでは、どの医学部が年齢差別を行わない大学か分かりません。もちろん、年齢差別が世論で大きく騒がれたことにより、今後の入試ではより公正な選抜が実施される可能性はあります。
それでも、ただでさえ難しい医学部受験を合格するためには年齢に寛容な大学を極力を選ぶことが重要です。方法としては、大学によっては入学者や合格者の年齢割合を後悔しているケースがあります。4浪以上の割合が多い医学部は再受験生にも比較的寛容な立場であると思っていいでしょう。
あとは、正確な情報を持っている医学部予備校の先生や教務スタッフにアドバイスをもらうことも重要です。彼ら彼女らは医学部受験のプロであり、各大学の入試傾向などを熟知しているので、再受験生が目指すべき大学を知っています。参考程度に医学部再受験に寛容な大学をまとめているサイトがあるので、リンクを貼っておきますので一度確認してみると良いでしょう。
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