やっぱり年齢差別を行う医学部は存在した
2017.12.18
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医学部と言えば高額な学費がかかることで有名です。しかし、学費が高いのは私立のことであり、国公立であれば他学部と同じ金額であるため経済的負担は軽いです。
しかし、経済的に学びやすい環境であるため、国公立の医学部は人気が高く偏差値も私立大学医学部と比較すると高い傾向にあります。また、国公立大学医学部の場合は学費が各大学で大きく変わらないため、難易度は系譜や立地で決まります。旧帝大や旧制医科大は医学部としての歴史が古く、実績も豊富なので偏差値が高めです。また、政令指定都市など発展している地域にある医学部は人気が高く偏差値も上がっています。やはり都市部は住みやすく商業施設も豊富なので学生生活を送る際に魅力となるようです。
いっぽう、私立大学医学部の場合は事情が異なってきます。歴史的な系譜や立地よりも重視されるのが学費です。私立大学医学部の場合は学費が大学ごとに異なっているため、6年総額は2000万円から4000万円と金額に大きな開きがあります。したがって、学費が安い医学部の人気が高い傾向にあり、偏差値も高いです。優秀な受験生を確保するために近年は学費を大きく下げてくる大学も少なくありません。学費を抑えられれば金銭的に国公立しか目指せなかった優秀な受験生もターゲットにすることができるからです。
こう見てくると穴場となる医学部も自ずと見えてきます。学費が難易度に関係しない国公立大学医学部の場合、立地的に人気が低い地方の国立大学医学部であれば難易度は下がってきます。したがって、金銭的に余裕がなく国公立しか目指せない人は、地方の国立を候補に入れて合格する確実性を高めると良いでしょう。
いっぽう、学費の安さが偏差値に比例してくる私立大学医学部の場合、高額な学費が要求される医学部であれば、受験できる層も限られてくるので競争率の低下、偏差値低下になる傾向にあります。したがって、金銭的には余裕があり、医学部絶対合格を目指す人に学費の高い医学部はおすすめです。まずは、医学部の学費を確認し、予算からは何処の医学部が目指せるかを確認してみると良いでしょう。